日本のアレコレ

日本車と外車の違いは? 運転性能や乗り心地、環境面への配慮などの違いを解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

日本車と外車は、性能から価格まで様々な違いがあり、それぞれに優れている点があります。

そのため、外国の方が日本で車の購入を検討したときに、日本車にするか外車にするか迷う方は多いのではないでしょうか。この記事では、日本車と外車の違いについて、運転性能や乗り心地、環境面への配慮などの点から、日本車と外車の違いについて解説していきます。日本車と外車の違いは主に以下の6つです。

日本車と外車の違い

     デザイン

     運転性能

     乗り心地

     安全性能

     環境面への配慮

     維持費

それぞれ詳しく見ていきましょう。

デザイン

デザインにおいては、外車の方が日本車より優れていると言われています。

なぜなら、日本車は日本の狭い道路を走るために小さい車にしながらも居住性を高めることに価値を置いたために、外観のデザインには凝ることができないからです。

実際に、日本ではデザインよりも機能に重きをおいた車が多く発売されています。

外車は自社のブランドイメージを重要としており、そのブランドらしいデザインを突き詰めていくために、違う車種であっても同じメーカーが作ったものだとすぐにわかります。

一方で日本車は、車種ごとに異なったデザインを取り入れるため、「メーカーらしさ」のようなものが分かりづらいです。

そのため、外車の「伝統的でありながら先進的なデザインセンス」に惚れ込む方は多くいるようです。

運転性能

運転性能における一番の違いは、得意とする速度です。

日本車は信号などで発進・停止の多い市街地を走るのに適応するように造られています。

また、60㎞/h程度が快適な速度で、最高速度は140㎞/h程度とされているのが一般的です。

一方で、外車は200㎞/hを超える速度を想定して設計されています。そのため、ハンドリング性能の高さ、車体の取り回しの良さ、エンジンパワーや路面からの衝撃に耐えられる頑丈なボディの車が多いのが特徴です。これらの特徴から高速走行時は外車の方が断然安定していて、力強く滑らかな走りを見せてくれます。

一方で、街乗りをするには軽量で小回りの利く日本車に軍配が上がります。

フランスやイタリアの車も、外車ながら日本と同様に小型車がよく乗られています。道路が石畳になっている場所が多いため「猫足」と呼ばれる足回りが採用されており、サスペンションが良く衝撃も吸収してくれるので、街乗りにも適しています。

乗り心地

乗り心地の良さは、「高い走行性」「静音性や揺れのなさ」「車内空間の広さ」の3点がそろってはじめて体感できるものです。

「高い走行性」とは、アクセルを軽く踏むだけでスムーズな加速ができる走行性や、ドライバーの意思によって自由に車を操れるハンドリング性能の高さなどを指します。

「運転していて楽しい!」と思えるようなことが、乗り心地の良さの一つの基準です。

このような走行性の高さは、高速になればなるほど外車の方が優れています。

「静音性や揺れのなさ」は、衝撃吸収力に優れたサスペンションが使われているかどうか、ノイズを吸収してくれる素材のボディかどうか、また、シートの座り心地によります。

音や揺れが少なければ、運転者だけでなく同乗者もドライブを快適に楽しめるでしょう。

サスペンションは日本車の方が軽く、街乗りでの揺れは少ないですが、高速では不安定さがあります。

シートの座り心地は、各メーカーで違いがありますが、総じて外車の方が一歩上を行くようです。

なぜなら、外車は長距離での運転を前提に造られており、価格に縛られないからです。

乗り心地について総合的に見ると、外車の方が優れていると言えます。

安全性能

安全性能の違いは、日本車は主に対歩行者用の安全性能に注力しているのに対して、外車は、対自動車用の安全性能に注力していることです。

対象が異なるのは起こりやすい事故の種類が違うことから来ています。

たとえば、ボディで言うと、日本車は歩行者に当たった時に歩行者の衝撃を吸収するような素材が使われていますが、外車は車に衝突した時に運転者への衝撃を吸収するように造られています。

特にセンサーやカメラを使った安全装置は両者とも年々進歩しており、車線逸脱抑制機能や、衝突回避システム、バックモニターや駐車アシスト機能など、様々な安全性能が搭載されています。

日本で運転するのであれば、日本で起きる事故に対応した日本車の方が安全性能は高いと言えるでしょう。

環境面への配慮

日本では、現在「ハイブリッドモデル」が主流になっています。

燃費が良く走行が静かで性能の良いハイブリッド車は、日本の狭い市街地の街乗りに適しています。

一方、外車は、「ダウンサイジングターボ」や「クリーンディーゼルエンジン」が主流です。

外国では、燃費が良いだけでなく、走行性能が高いことを求める傾向が強いからです。

「外車は燃費が悪い」というイメージがありますが、今はヨーロッパの車を中心に、高速で安定性が高く、燃費も良い車が多くなっています。

高速で安定性が高く、燃費も良い車が開発されているのは、CO2排出量規制の強化や車作りにもより環境面への配慮が求められているためです。

たとえば、「ミニクーパーSEクロスオーバーALL4」は、フル充電状態からのEV走行可能距離は、公称値で42.4km、燃費も17.6㎞/Lと非常に優れています。

このように、環境面への配慮では日本車に軍配が上がりますが、今後は外車でも環境にやさしい車が発売されていく見込みです。

維持費

日本における車の維持費は、大きく以下の4つに分けられます。

     税金:自動車税または軽自動車税と自動車重量税

     保険料:自賠責保険と任意保険

     燃料費:ガソリン代や電気代、駐車場代や高速料金も含む

     メンテナンス費用:車検や法定点検にかかる費用、オイルやオイルエレメント交換、ブレーキパッド交換、タイヤ交換などにかかる費用

上記のうち、自動車税は日本車と外車で違いはありませんが、重量税は、車重のある外車の方が高くなる可能性があります。

また、保険料について、自賠責保険は同額ですが、任意保険は外車の方が高い傾向にあります。

任意保険の保険料が外車の方が高くなる理由は、「スピードが出やすく事故を起こす可能性が高い」「修理費が高い」ことが理由です。

ガソリン代は燃費によるものの、外車はハイオクと呼ばれるガソリンを燃料とする車が多いため高くなる傾向にあります。

メンテナンスは外車の方が頻度は高く、定期的にメンテナンスしないと故障が多くなるのがネックです。

また、交換する部品を海外から取り寄せる必要がある場合は輸送費もかかるため、メンテナンス費用は、日本車の2〜3倍の金額がかかることがあります。

維持費に関しては、任意保険、ガソリン代、メンテナンス費ともに日本車の方が安く抑えることが可能です。

日本車か外車かは、何を重視するかで決めよう

ここまで、日本車と外車の違いを一通り解説してきました。

全体的に見ると、運転性能や走行性能、乗り心地の良さ、デザインセンスなどは外車に軍配が上がるものの、環境への配慮や維持費に関しては日本車が優っています。

日本車は何より燃費が良く、壊れにくいのに比較的手頃な価格のものが多いため、コストパフォーマンスも抜群です。

基本の用途としてロングドライブでなく日常的な街乗りを目的とするならば、日本車の方が適していると言えます。

ただし、人と違う特別感を出したいという場合には、外車を選択するのもよいでしょう。

日本車か外車か決める時は、自分が何を重視するかで決めるのがおすすめです。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*