外国人が日本で車を購入した時に、最初に悩むのが自動車保険です。
外国人が日本の自動車保険に加入するためには必要な加入条件があり、条件を満たさなければ加入できません。
この記事では、自動車保険の仕組みや加入条件、外国人におすすめの自動車保険について詳しく解説していきます。
Contents
日本の自動車保険の仕組みは?自賠責保険と任意保険について
日本の自動車保険は、車を購入すると強制的に加入する自賠責保険と、自分で任意に加入する任意保険の2つがあります。
一般的に、「自動車保険」と言うと、任意保険を指します。
自賠責保険は、人身事故を起こした時に、相手が死亡した場合と、高度後遺障害が残った場合のみの賠償になるので、任意保険にも入っておくことがおすすめです。
任意保険は、事故の被害者だけではなく自分や同乗者、相手の車や自分の車が損害を被った場合にも利用できます。
また、保険会社によっては、ロードサービスが充実しているところもあり、パンクやバッテリー上がりなど、突然の故障にも対応してくれます。
日本で安心して車に乗りたいなら、任意保険にも加入するのがおすすめです。
外国人が日本の自動車保険に加入する条件は?
外国人が日本の自動車保険に加入する際に必要な加入条件と、加入に必要な書類は以下の通りです。
外国人が日本の自動車保険に加入する際は、日本で有効な運転免許証を持っていることが必要です。
日本で有効な運転免許証とは、以下の3つです。
● 日本在住時に取得した、日本の運転免許証
● 発行されて1年以内のジュネーブ条約加盟国で発行された国際運転免許証(台湾・スイス・ドイツ・フランス・ベルギー・スロベニア・モナコを除く)
● 自国の運転免許証を日本の運転免許証に切り替えたもの
国際免許証は、発行されてから1年間という期限があるため、日本に入国してから1年が経過する場合は日本の運転免許証に切り替える必要があります。
日本の運転免許証への切り替えは外免切り替えといい、日本に3ヶ月以上滞在し住民登録を行うことで各地の警察署または運転免許センターで行えるようになります。
また、ジュネーブ条約ではなく、ウィーン条約加盟国で発行された国際免許証は使えないため注意が必要です。
加入に必要な書類をすべて揃えられることも条件の一つです。書類は、保険会社によって異なるため、加入手続きをする前によく調べて揃えておきましょう。
自動車保険に加入する際には、日本語の申込書類や約款、重要事項説明書などの内容をある程度理解する必要があります。
事故対応などは外国語で対応している保険会社でも、書類は日本語のみで書かれている場合が多いため、一般的な自動車保険の加入条件として日本語をある程度理解できることは必須と言えるでしょう。
具体的には、漢字混じりの文章をある程度読める力があると便利です。
加入に必要な書類
外国人が日本の自動車保険に加入する際に必要な書類は、基本的に以下の3つです。
● 車検証
● 有効な運転免許証
● 在留カード(特別永住者証明書)
このほか、既に自動車保険に加入していて、見直しを検討している場合は、自動車保険証券が必要です。
また、保険会社によっては、保険料の支払いのために日本の銀行口座を持っていることを条件にしている場合もあります。
日本の銀行口座を持っていることが条件になる場合は、それを証明する書類も必要になります。
外国人が加入できる自動車保険の選び方
基本的には、外国人でも日本の自動車保険に加入することは可能です。
しかし、自動車保険は会社によって補償内容や保険料が全く違うため、各保険会社の内容をしっかり比較し、自分に合った保険会社を選ぶことが重要です。
特に、外国人の方は以下の点に注意して選びましょう。
選び方1:加入条件を満たしているか
外国人の方が自動車保険に加入する際の条件は、各保険会社によって違います。
保険会社が設定した加入条件を満たしていなければ加入することはできないため、申し込みを行う前に自分が加入条件を満たしているかどうかしっかりチェックしましょう。
選び方2:外国語で事故対応しているか
保険会社によっては、外国語で事故対応しているところもあります。
万が一の事故に遭ってパニックになったときに自国語で対応してもらえると安心感を得ることができます。
日本語に自信がない方はもちろん、日本語が得意な方も外国語で事故対応しているかどうかをチェックしておきましょう。
選び方3:途中解約できるか
自動車保険の大半は、契約期間を1年に設定しています。
しかし、契約期間中に、帰国する必要がある方は、途中解約をしなければなりません。
保険会社によって、解約返戻金の有無や、違約金の有無、途中解約の受付期間などが異なるので、必要な方はしっかりチェックしておきましょう。
外国人におすすめの自動車保険とその理由
事故対応サービスが多言語に対応していること、事故対応がスピーディーで丁寧なこと、保険料が安いこと、日本の有名な大企業が運営していることなどを条件として、外国人におすすめの自動車保険を3つ厳選しました。※こちらの記事で紹介している保障内容やサービス拠点の情報などは変更があるかもしれませんので、必ず公式ホームページ等で別途ご確認ください。
<1>ソニー損保

ソニー損保は、外国語による事故対応サービスが充実しており、英語・中国語・韓国語をはじめとした18か国語に対応しています。
事故対応は24時間365日受付で、一つの事故に一人の担当者とサポートチームがつくため、スピーディーで丁寧な対応が可能です。
全国約10,000か所にサービス拠点があり、車の各種トラブルにも対応しています。
走行距離により保険料が異なるので、普段あまり乗らない人の方がおすすめです。
また、契約2年目以降は、宿泊施設やレジャー施設、映画館などで割引が受けられる優待サービスもあります。
<2>三井ダイレクト損保

三井ダイレクト損保は、外国語による事故対応サービスが、英語・中国語・韓国語ほか17か国語に対応しています。
事故対応は24時間365日受付で、一つの事故に一人の担当者がつく制度なので安心です。
サービス拠点は、全国に約4300か所ですが、指定修理工場までのレッカー移動が距離制限なく無料なのは嬉しい点です。
また、三井ダイレクト損保は、保険料の安さに定評があり、インターネット割引をはじめ、各種割引が充実しているので、保険料をなるべく安く抑えたい方にはおすすめです。
<3>イーデザイン損保

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イーデザイン損保は、外国語による事故対応サービスが、英語・中国語・韓国語ほか15か国語に対応しています。
事故対応は24時間受付で、専任の担当者と東京海上グループの高い専門性を持ったスタッフとが連携して対応してくれます。
サービス拠点は全国に8100か所あり、最寄りの指定工場までのレッカー移動は、距離制限なく無料です。
保険料は、走行距離に応じて算出されるため、あまり乗らない人の方がおすすめです。
さらに、1年間無事故だった場合、翌年度の保険料の割引が受けられる「無事故割引」をはじめ、こちらも割引サービスが充実しています。
外国人が自動車保険を選ぶ時は外国語対応の有無をチェックしよう!
ここまで、外国人が日本の自動車保険に加入する際の加入条件や必要書類、自動車保険を選ぶ時のポイントと、おすすめの保険3つをお伝えしてきました。
外国人が加入できる日本の自動車保険を選ぶときは、事故対応が自国語に対応しているかどうかを重視して選ぶのがおすすめです。
事故の時は、焦っていたり、パニックになっていたりして、なかなか日本語が出てこないということがあります。
そのため、母国語で対応してもらえることは、思っている以上に安心要素になります。
自国の言語に対応している自動車保険を見つけられれば、あとは補償内容や保険料を比較して選ぶと自分に合った自動車保険に加入できます。

